2008年10月13日
あきらめない、あきらめない
毎年恒例の綱引き大会が行われました。
単位子ども会でチームを作り高学年と低学年に分かれて
対戦です。1チームは8人。
参加者が増えた昨年までは5人だったのですが
チーム数がふえすぎたことも人数を増やした要因でしょうか。
優勝目指してやるべきことをきちんとやって
期待する結果を自らの手に手繰り寄せる。
このことを、子どもたちには経験して身につけて
もらいたくて、試合ごとに確認して行きました。
履いているシューズの底はすべらないか。
滑り止めが必要なのか、汚れを拭き取るだけで
いいのか。
どのようなフォームでとりくめばいいのか。
靴底を拭くための雑巾がたびたび行方不明になって
必死で探して間に合わせたけれど。
ここで、「もういいや」と大人側があきらめると
その気持ちは子どもにも伝播するでしょうし、
試合に臨んで靴が滑るとなおさらでしょう。
子どもたちも一つになって予選ブロックを勝ち進み
決勝トーナメント。
準決勝は、初めて見る長丁場の戦いでした。
最初はじわりじわりと相手に引かれ応援している
大人たちに「もうだめか」という気持ちが芽生えて
きている感じでしたが、誰ひとりとしてその事を態度や
言葉に表す事なく、声を枯らして必死の応援です。
一人一人の子どもたちには苦痛の顔がにじみ始めます。
きついだろう。
手が痛いだろう。
今、力を抜いたらどんなにか楽だろう。
みんな歯を食いしばっています。
2チームの力が拮抗し綱の動きがどれくらいとまって
いたでしょうか、次の瞬間に少しずつ味方の方に綱が
動き始めました。
チャンスです。千載一遇のチャンスです。
ここで、綱の動きが止まったら、相手に引かれたら
子どもたちの心が折れそうです。
「今だー!!!」
「引けー!!!」
「あきらめるなー!!!」
「休むなー!!!」
応援している大人たちも必死で声を張り上げます。
必死の形相で子どもたちは一歩一歩綱を引き
引かれていた分を取り戻し、さらに規定の線まで
引き込みました。
「やったー!!!」
応援していた大人は、誰もが勇気をもらって感動
していたようです。もちろん、私も感動しました。
戦い終わり引きあげてきた子どもたちに大きな声で
「よくやったー!」「がんばったねー!」
体を叩いてその熱戦を称えました。
次は、決勝戦です。
精一杯の力を出して乳酸がたまっている子どもたちの
腕をもみほぐしながらみんなにストレッチをして
疲れをとるように促しました。
このこともやるべきことをやる、の一つの行為だと
思います。
決勝戦は、3本引き。
1本目は、負けたけれどメンバーを入れ替え、
2本目、3本目を引き込んで
見事優勝です。
昨年、はじめての高学年戦に臨んだ4年生の娘は
負けて悔し涙を流していました。
3年生の時は低学年優勝を経験していただけに負けた事が
よほど悔しかったのでしょう。
今年は、その悔しさを自分の力で晴らしました。
娘をはじめ、すばらしい子どもたちです。
一人ひとりの子どもたちの心に「あきらめない」ことの
大切さがしっかりと刻まれた事を期待します。
だって、ひとりでも「もうだめだ」と思っていたら
負けていたのですから。
単位子ども会でチームを作り高学年と低学年に分かれて
対戦です。1チームは8人。
参加者が増えた昨年までは5人だったのですが
チーム数がふえすぎたことも人数を増やした要因でしょうか。
優勝目指してやるべきことをきちんとやって
期待する結果を自らの手に手繰り寄せる。
このことを、子どもたちには経験して身につけて
もらいたくて、試合ごとに確認して行きました。
履いているシューズの底はすべらないか。
滑り止めが必要なのか、汚れを拭き取るだけで
いいのか。
どのようなフォームでとりくめばいいのか。
靴底を拭くための雑巾がたびたび行方不明になって
必死で探して間に合わせたけれど。
ここで、「もういいや」と大人側があきらめると
その気持ちは子どもにも伝播するでしょうし、
試合に臨んで靴が滑るとなおさらでしょう。
子どもたちも一つになって予選ブロックを勝ち進み
決勝トーナメント。
準決勝は、初めて見る長丁場の戦いでした。
最初はじわりじわりと相手に引かれ応援している
大人たちに「もうだめか」という気持ちが芽生えて
きている感じでしたが、誰ひとりとしてその事を態度や
言葉に表す事なく、声を枯らして必死の応援です。
一人一人の子どもたちには苦痛の顔がにじみ始めます。
きついだろう。
手が痛いだろう。
今、力を抜いたらどんなにか楽だろう。
みんな歯を食いしばっています。
2チームの力が拮抗し綱の動きがどれくらいとまって
いたでしょうか、次の瞬間に少しずつ味方の方に綱が
動き始めました。
チャンスです。千載一遇のチャンスです。
ここで、綱の動きが止まったら、相手に引かれたら
子どもたちの心が折れそうです。
「今だー!!!」
「引けー!!!」
「あきらめるなー!!!」
「休むなー!!!」
応援している大人たちも必死で声を張り上げます。
必死の形相で子どもたちは一歩一歩綱を引き
引かれていた分を取り戻し、さらに規定の線まで
引き込みました。
「やったー!!!」
応援していた大人は、誰もが勇気をもらって感動
していたようです。もちろん、私も感動しました。
戦い終わり引きあげてきた子どもたちに大きな声で
「よくやったー!」「がんばったねー!」
体を叩いてその熱戦を称えました。
次は、決勝戦です。
精一杯の力を出して乳酸がたまっている子どもたちの
腕をもみほぐしながらみんなにストレッチをして
疲れをとるように促しました。
このこともやるべきことをやる、の一つの行為だと
思います。
決勝戦は、3本引き。
1本目は、負けたけれどメンバーを入れ替え、
2本目、3本目を引き込んで
見事優勝です。
昨年、はじめての高学年戦に臨んだ4年生の娘は
負けて悔し涙を流していました。
3年生の時は低学年優勝を経験していただけに負けた事が
よほど悔しかったのでしょう。
今年は、その悔しさを自分の力で晴らしました。
娘をはじめ、すばらしい子どもたちです。
一人ひとりの子どもたちの心に「あきらめない」ことの
大切さがしっかりと刻まれた事を期待します。
だって、ひとりでも「もうだめだ」と思っていたら
負けていたのですから。
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