2007年05月14日
高校テニス
打倒Y高を胸に勝ち残った高校生が大会に臨んでいました。
12日の模様です。
戦っているのはコートにいる選手だけじゃなく
一緒に汗を流してきた部活の仲間みんなです。
ワンプレイ毎に掛け声が掛かりプレイヤーは、
その声援を背中で受けながら全身全霊を込めて
ボールを追いかけ打っていました。
この子達の記憶の中には、どのように今日の出来事が
刻まれるのでしょうか。
この大会で高校のテニス選手を終える子もいるでしょう。
来年こそはこの舞台に自分が立つんだ、
と決意を新たにしている子もいるでしょう。
2年後には自分がプレイをするんだ、
と長期プランを考えている子もいないことはないでしょう。
確かに言えることは、こうして私たちが目にしている
子どもたちはすでに学校で選ばれた子たちだということです。
この選ばれた子たちがここまで来れたのは、
選ばれなかった子たちのおかげとも言えるでしょう。
コートに立つことが出来た選手は、その幸せを
一時たりとも無駄にすることは許されません。
それは、自分の仲間を裏切ることになるからです。
奢ることなく真摯にテニスのゲームに向き合っている
高校生が今より多くなって欲しい。
そうなった時に高校テニス出身でも世界で活躍できる
プレイヤーがたくさん生まれるのじゃないかな。
独断と偏見に満ちているけれど。
高野連の特待生問題で、高校はいろいろと話題になっていますが、純粋にスポーツに打ち込んでいる姿は素敵なものです。また、学校の部活動でしか味わえない「ともに練習した仲間」を一生懸命応援する姿もまた美しいものです。ジュニア上がりでなく、高校から始めた選手でもがんばれば大丈夫だよっていう指導をしてほしいですね。私の大学の(大学は違いますが)同期に高校までは陸上で大学からテニスを始めてインカレ上位まで進んだ人がいます。私は彼の存在を知っているので、そういうことは十分可能だと信じていますよ。
どうしても際どいジャッジのとき、判定に不服とした
実績のある子どものクレームに押されてるように見えました。
審判となる子どもたちにも自信を持ってジャッジできるような
指導をしてもらいたいものです。
たまたま2回ほどそのような光景を目にしたもので。